VAIO(株)製VAIO ソニーストア銀座の実機展示レポート
昨日発表になったVAIO(株)製の新型VAIO。本日7月2日よりソニーストア・リアル店舗にて展示がスタートするということで、早速行って参りました。
銀座ソニービルショールームは現在ワールドカップ仕様になっており詳しくは先日のレポートの通りなんですが、それをすっ飛ばして4Fのソニーストア銀座へ向かいます。
以前は3~4FにVAIOの展示フロアがありました。VAIOのラインナップ全機種を展示しておりずらっと並んでいる様子は壮観だったんですが、ここが5月中旬頃に改装。
6月からは2Fのイベントコーナーの片隅に展示が移っていました。すでにソニーストアでもオーナーメードモデルの販売は終了しており速配仕様だけになっていた頃です。
そして、こちらは先週お邪魔したときの様子。1~2Fのイベントスペースは全面サッカーイベント展示になっており、場所を移して3FのXperiaタブレットコーナーの片隅にVAIOロゴを掲げて展示を行ってます。この時点ですでに個人向けのソニー製VAIOの販売は終了していたんですが、ちゃんと切れ目無くソニー製VAIOは最後まで展示をしていました。
そして、7月2日よりVAIO製VAIOの展示がどこで行われているかというと、4Fのソニーストア銀座フロア内での展示となっていました。
4Fフロアがソニーストア銀座のショールームとなっていて、3F以下はソニー(株)のソニー製品のショールーム、と、区分けされているみたいですね。ソニーストアで取り扱いを行うVAIOについては4Fのソニーストア銀座での展示となるようです。
今後、VAIO(株)で開発するとんがったオリジナルモデルが登場した時も、こちらの4Fのソニーストア銀座での展示になるんだと思います。
展示されているのは発表されているVAIO Pro 11、13、Fit15Eの3機種です。ここではVAIO Pro 11からじっくりと拝見させてもらってきました。
まずはこちらがSONYロゴの代わりに入ったVAIOロゴです。輝度調整のための光量センサーがありますが、この左隣にあるはずの「ASSIST」ボタンはやはり跡形もありません。
本体の脇にはディスプレイアダプターが添えてありますが、こちらはVAIO3モデル全てに装備されるそうです。HDMI端子からD-sub出力に変換するアダプターです。VAIOのロゴがしっかり入っていて、これは全然違和感無し。
そうか、VAIOのアクセサリー類ってソニーのロゴではなくて元々VAIOのロゴが入っていたんでしたね。
アクセサリーと言えば、拡張シートバッテリー。VAIO Pro 11が23時間、Pro 13では26時間というVAIO史上最長のスタミナ性能を発揮することができたモデルだったんですが、拡張シートバッテリーの販売は今回は発表がありませんでした。
でも、今まで発売されていたソニー製のVAIO Pro用の拡張シートバッテリーは装着出来るんですかね?
本体裏にあるコネクターカバーを外すと、そこにはちゃんと端子もあります。ダミーカバーをしているとかではなく、こうして端子ピンまであるということはどうやら使えそうです。
バッテリーアイコンをクリックするとバッテリー#1の他にバッテリー#2の表示もあります。実際に試していませんが、これなら使えそう。
VAIO Pro用の拡張シートバッテリーは私も予備を持っていますので、後日、持ってきて試してみようと思います。(もしくは、当店でも実機の展示を予定していますので、久々のスタミナテストの旅に出ても良いかも。)
気になる産地表記ですが、確認したところ、VAIO Proシリーズは「MADE IN CHINA」になっていました。
海外で組み立てて、国内でOS、ソフトウェアインストールを行うということなんですが、産地表記は「MADE IN JAPAN」にはならなかったみたいです。ソニーシャーシのこのモデルは元々海外生産をしていたモデルですし「MADE IN JAPAN」は次期モデルに期待です。
Windows 8.1をインストールしたモデルでタイルスタイルでアプリをチェック。アルバムアプリなど、Windows 8.1アプリにもソニーオリジナルアプリは多数用意されていましたが、それらは全部無くなっていて、まさにこれは素のWindows 8.1です。
Windows 95搭載の初代VAIOですら、バンドルソフトはいくつかあったと思うんですが、そういうのもなく、まさにVAIO製VAIOは白紙からのスタートという感じがします。
全アプリをチェックしてもVAIOの文字は。。。あ、あった。「VAIO電子マニュアル」と「VAIOの設定」がありました。なんか嬉しい♪
「VAIOの設定」を開くとVAIOだからこその設定項目が残っているのを発見です。そうそうバッテリーの「いたわり充電モード」とか必要ですよね。
これでバッテリーの80%充電、50%充電運用ができます。
リカバリー方法とかどうするのか、調べてみたんですが、それはわかりませんでした。もしかするとVAIO登場当時の様にリカバリーディスクとかが付属するんですかね。製品版実機がくるまで、もしかしたら不明のままかもしれません。
続いて、こちらは「VAIO Fit 15E」です。ソニー製VAIOでは最安価シリーズと言う位置づけ
のモデルでしたが、テンキーが搭載されたノートPCということでベーシックな使い方ができるモデルでした。ドライブを内蔵したモデルというのもこれが最後だったんじゃなかったでしたっけ?
こちらもディスプレイの下にはSONYロゴの代わりにVAIOロゴが入ります。
背面パネルのVAIOの上にも以前はSONYロゴが入っていたんですが、それも無くなっています。
こちらは底面。スリットやフラップがありますが基本はフラットタイプ。そういえば、こちらもバッテリー交換ができるモデルなのに予備バッテリーの販売とかはありません。
VAIO Fit 15Eも海外生産モデルになります。モデル名はダミーでXXXXXとなっていますが、モデル名は「VJE15*****」となります。VAIO Japan Eシリーズの頭文字を取っているってことですよね。良いじゃないですか。VJE型番。
インストールされているアプリについてはご覧の通りで一画面で全部表示し切れてしまうくらいです。
妙にすっきりしたVAIOになってしまっていますが、これで自由にセットアップをしたいという人には向いているかも。
ソニーストア銀座のスタッフの方からもいろいろ新しいVAIOについて話をうかがってきましたが、VAIO(株)のことを「VAIOさんの方でのサポートについては。。。」という言葉遣いをされているところがさすがだと思ってしまいました。
まだ社外の組織になって2日しか経っていないのにそういうけじめはしっかりとつけられているようです。
新型VAIOのメリットについてはソニー製VAIOアプリがなくなってしまっていたりして、なかなか、今までのVAIOのお客様にはお勧めしにくいところがあるんですが「まるまるアシスト」が3ヶ月無料でついてくる、というのはやはり大きなメリットになりますよね、なんせ初期不良でも代替機を出してくれることになるわけですし、窓口も1本化されているし、お客様にメリットが大きいと思います。
ちなみに窓口が1本化されるので、修理サポートについては銀座ソニービルの窓口では受け取りもせず、まるまるアシストを通すか、もしくはVAIO(株)の修理窓口へ直接連絡を取っていただく、という形を取るそうです。
当店でもおそらく同様の対応を取らせていただくことになると思います。製品版が出荷されるまでには正式な案内が出来るようになると思いますので、もう少々お時間をください。
ということで、カンタンではありますが、VAIO(株)製VAIOのニューモデル、実機展示レポート第一弾でした。
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☆当店blog 14.7.1「VAIO(株)製VAIOが販売スタート! まずは3機種から」